白内障の手術を受けるか迷っているあなたへ|不安・費用・レンズ選びまで徹底解説!

白内障の手術を受けるか迷っているあなたへ|不安・費用・レンズ選びまで徹底解説!

2025.05.27

白内障の手術を受けるか迷っているあなたへ|不安・費用・レンズ選びまで徹底解説!

白内障の手術を受けるか迷っているあなたへ|不安・費用・レンズ選びまで徹底解説!

この記事の監修者

 
白内障の手術を受けるか迷っているあなたへ|不安・費用・レンズ選びまで徹底解説!
大内雅之アイクリニック 院長 大内雅之

2018年大内雅之アイクリニック開設。
眼内レンズ手術(白内障・ICL)手術専門クリニックとして、
総手術件数は25,000件以上。
疾患や治療の説明を端的に、分かりやすくお伝えする啓蒙・修練の場として、メディアへ出演や、数多くの論文・著書の実績も持ち、指導的立場で臨床にあたる。2022-23・2024-25ベストドクターズ、2期連続で選出され、多くの医師からも支持を受けている。
「担当医の顔が見える医療、術前から術後まで執刀医による一貫した診療」にこだわり、患者様がいかに快適に人生を楽しめるか(QOL)を追求し続けている。
東京医科歯科大学 特命教授、北海道大学 非常勤講師、
日本白内障屈折手術学会理事、日本眼科手術学会理事

加齢とともに多くの方が悩む白内障ですが、手術を受けるべきかどうか迷う方も少なくありません。

本記事では、手術を決断するうえで知っておきたい判断基準から、費用、レンズ選び、手術後の生活まで幅広く解説します。あわせて、実際に手術を受けた方をはじめとした体験談もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


白内障手術の流れと当日の様子|痛みや所要時間は?



手術を受ける決断をしたあとは、当日の流れや痛みに対する不安を抱く方が多いです。このセクションでは、手術前の準備から当日のスケジュール、実際の痛みや合併症のリスクについて詳しく解説します。



手術前の検査と準備

白内障手術の前には、目の状態を正確に把握するための検査が必要です。まず、一般検査として、視力検査、水晶体の濁りの程度、眼圧の測定、眼底の状態確認などが含まれます。


さらに白内障手術においては、人工レンズ(眼内レンズ)のスペックを正確に選ぶために、眼の長さや角膜のカーブを測定する精密な検査を行います。ここが極めて重要で、個々の患者さんの職業やライフスタイルによって、選択するレンズが全く異なってきます。
眼鏡やコンタクトレンズは、お金を出せば買い換えられますが、眼内レンズはそうはいきませんので、必ず執刀する医師が外来診察もして、直接患者さんとお話し出来る施設でないと、手術を受けるべきではありません。しばしば、「手術専門の医師に依頼して行います」などと謳って、手術患者を集めようとしている医療機関がありますが、医師の外注でレベルの高い手術は絶対に有り得ません。地方の医療過疎地でこれを行うのは仕方がないですが、都心部においてアルバイトで手術に出向く医師というのは殆どが、真っ当な病院では常勤医になれなかった、いわばアウトロー医師であることは、内部の人間は誰もが分かっています。

さて、手術日が決まったあとは、感染予防のための抗菌目薬の使用が始まり、体調管理も重要になります。
糖尿病や高血圧などの持病がある場合は、その状態によっては主治医との連携も必要になることがあります。体調や服薬状況によっては、手術日程を調整する場合もあるため、余裕を持った準備が求められます。


安心して手術に臨むためには、検査結果の説明をしっかりと受け、疑問点を事前に解消することが大切です。


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手術当日の流れ|所要時間・入院の有無は?

白内障手術は、都心部であれば日帰りで行われる場合がほとんどです。当日は来院するとまず、点眼による麻酔と瞳孔を開く処置が行われます。


手術自体は通常の例で10分ほどで終わりますが、水晶体を含めた眼の状態によっては20分ほどかかる場合もしばしばあります。前後の準備や休憩を含めると全体で1時間ほどかかる場合が多いでしょう。その後、問題がなければそのまま帰宅します。


医療機関までの交通手段が不便な医療過疎地域や、全身状態に不安を抱える超高齢の方や遠方から来院する方は、安全を考慮して入院を選ぶケースも見られます。

帰宅後の注意点については、術後に医師から詳しい説明がありますので、付き添いの方と一緒に聞くと、より安心です。



痛みや合併症のリスクは?手術中のリアルな感覚とは

白内障手術では局所麻酔が使用されるため、ほとんどの方が痛みを感じません。手術中は「まぶしい光が見える」「わずかに押される感覚がある」と表現されることが多いです。


怖さを感じることがあっても、患者さんの様子を見ながら医師やスタッフが声をかけます。不安を和らげるための環境が整っており、安心して身を任せることができます。


合併症のリスクとしては、書物には感染症や角膜内皮細胞の減少なども記載されていますが、永続的な視力障害に繋がるようなものは極めて稀ですが、当然のこととして、特に清潔な環境と精密な手術技術を持つ医療機関を選ぶことで、安全性は、より大きく高まります。また、一過性の眼圧上昇、角膜の浮腫などは、しばしば見られますが、これらは、合併症ではなく、回復過程の一つとして分類されるものです。


術後も数日間は目の状態を観察する必要があるため、決められた通院と点眼を忘れずに行うことが大切です。

白内障手術は本当に受けるべき?迷ったときの判断基準



手術を受けるか迷うとき、まず大切なのは「どのような状態になったら手術が必要か」を理解することです。ここでは、白内障手術の適切なタイミングと、進行を放置した場合のリスク、そして不安への対処法についてわかりやすく説明します。



白内障手術を受けるタイミングはいつ?

白内障手術のタイミングは、視力の低下によって日常生活に支障が出始めたときです。具体的には、運転時に標識が見えにくくなったり、読書が難しくなったりするなどの変化が目安となります。


医師の診断で白内障と判断された場合でも、初期であればすぐに手術を勧められるとは限りません。矯正視力0.7以下と言うのも免許更新のラインになるので、ひとつの目安になるかも知れません。


見えにくさが生活の質を大きく損なっている場合は、手術を前向きに考えるべきタイミングです。早期に手術を行えば、回復がスムーズになるケースも多く、合併症のリスクも抑えられます。


自身の症状を客観的に見極めるためにも、定期的な視力検査と眼科医との相談が重要です。



手術しないとどうなる?進行によるリスクとは

白内障は、手遅れになる病期ではありませんが、放置すると、視界のかすみやまぶしさが強まり、最終的には日常生活に深刻な支障をきたす可能性があります。進行すると視力はさらに低下し、高度の視力障害を来すケースもあります。


また、白内障の進行が長期間続くと、水晶体が硬化し、手術自体が難しくなることがあります。手術時の合併症のリスクも高くなり、術後の回復に時間がかかる可能性があるのです。


また、視力が落ちてきたにもかかわらず治療を先延ばしにすると、転倒や運転事故のリスクも高まります。視力障害は、他の機能障害よりも怪我や認知症に陥るリスクが高いことは証明されているので、安全な生活を守るためにも、適切な時期に治療を受けることが大切です。


早期対応によって、視力の回復はもちろん、ご自身やご家族が安心して日常生活を送れる環境が整います。



「手術が怖い」と感じる方へ|よくある不安とその対処法

白内障手術に対する不安は多くの方が感じていることであり、決して特別なことではありません。「痛みがあるのでは」「手術中に何が起こるかわからない」といった心配の声がよく聞かれます。


しかし、白内障手術は局所麻酔で行われるため、強い痛みを感じることはほとんどありません。多くの方が「まぶしい光を感じた程度だった」と話しています。


また、手術は10〜20分程度で終わる短時間の処置であり、日帰りで行える場合もあります。最近では手術機器や技術も進歩しており、合併症の発生率も非常に低くなっています。


どうしても不安が拭えない場合は、担当医としっかり話し合うことで安心感を得られます。手術経験者の体験談を参考にするのも、気持ちを落ち着ける手助けとなるでしょう。


なんといっても、手術よりも、病気の進行や、それによってご自身やご家族の生活が脅かされることの方が、遙かに怖いことだという事を正しく認識しましょう。


▶大内雅之アイクリニックで白内障手術を受けた患者様の声はこちら

白内障手術の費用や保険の仕組みを解説|病院選びのコツも紹介



白内障手術を検討するうえで、多くの方が気になるのが費用や保険の扱いです。ここでは、治療費の目安や保険制度、自費と保険診療の違い、さらに病院選びのポイントまで丁寧に解説します。



手術にかかる費用の目安|保険適用はどうなる?

白内障手術の費用は、公的医療保険の対象となる場合、自己負担は3割もしくはそれ以下に抑えられます。たとえば、片目の手術であれば、3割負担の方で約4〜5万円前後が目安となります。


費用には、手術代に加えて診察費、術前検査、眼内レンズ代、点眼薬代などが含まれます。これらは、医療機関によって、処方される薬の違いなどによる若干の違いがありますが、保険診療であれば大きな差は無いと言って良いでしょう。


所得によっては、高額療養費制度により、一定額を超えた医療費は払い戻しの対象となるため、経済的負担を軽減できます。所得に応じた上限額も設けられているため、費用面に不安がある方は事前に調べておくと安心です。



自費診療と保険診療の違いとは?

白内障手術には、保険適用の「単焦点レンズ」を用いた標準的な治療と、保険外の「多焦点レンズ」を使用する自由診療があります。単焦点レンズは遠くか近くのどちらかにピントを合わせるタイプで、一般的な治療法とされています。


一方で、多焦点レンズは遠近両用で眼鏡に頼らない生活を目指す方に人気ですが、費用は、選定療養または、自由診療による全額自己負担となります。多焦点レンズの費用は片眼で40〜60万円ほどになります。


保険診療でも、病気を治すという目的に多いては十分な水準安全な手術が受けられる一方、自費診療ではより利便性や快適さを追求する選択肢が広がります。費用と得られる効果のバランスを考え、目的に合った治療法を選ぶことが重要です。



どこで手術を受ける?病院選びで失敗しないポイント

白内障手術は全国の眼科で受けられますが、医療機関によって治療内容や診療水準、サポート体制に違いがあります。病院を選ぶ際には、まず「担当する医師に、白内障手術の実績が豊富であるか」がひとつの判断材料になります。ここで言う実績とは、HPなどでよく見かける「専門の」や「経験豊富な」という曖昧な表現は意味をなさず、
① 執刀医が常勤医で、どの医師が手術を担当するか明確である
②  その医師の、専門家の中での評価
③ 手術件数の順に大切になります。
①は最低限の医の倫理、③も数字で掲載されていることも多いので分かりやすいですが、②が難しいと思われるかも知れません。しかし、一般の方にも実は簡単に判断ができるもので、白内障手術、眼内レンズに関する講演実績、論文実績は、有れば必ず掲載されています。これが無く、単に「手術の専門の」「経験豊富な」という自画自賛的表現に終始している医療機関には注意が必要です。


また、最新の機器を導入しているか、合併症に対する対応体制が整っているかなども確認したい点です。手術後のアフターフォロー体制や、医師との相談のしやすさも安心感につながります。眼の中に器具を入れ、更に人工臓器(眼内レンズ)を入れる手術ですから、ごくごく稀ではありますが、術後数日~1,2週間後に強い炎症が起きることがあります。そのようなときに、手術を受けた施設に行っても「今日は、その執刀医が来る日ではありません」となると、極めて危険なことになります。


さらに、多焦点レンズなどの選択肢があるかどうかも、自分の希望に合った手術を受けるうえで大切です。公式サイトで、やはり多焦点眼内レンズに関する論文、講演実績を調べたり、実際に診察、カウンセリングを受けて比較検討するとよいでしょう。


さらに、多焦点レンズなどの選択肢があるかどうかも、自分の希望に合った手術を受けるうえで大切です。公式サイトで、やはり多焦点眼内レンズに関する論文、講演実績を調べたり、実際に診察、カウンセリングを受けて比較検討するとよいでしょう。

手術後の見え方と生活|回復の流れを知ろう



白内障手術は短時間で終わる一方、その後の見え方や生活の変化が気になる方も多いです。この章では、術後の視力の回復過程や生活上の注意点、再発の可能性についてわかりやすく解説します。



手術後に見え方はどう変わる?

手術後の見え方には個人差がありますが、多くの場合、手術翌日から視界の明るさやクリアさを実感できます。とくに進行した白内障だった方は、今までと比較して視界が一変したように感じることも少なくありません。


ただし、視力が完全に安定するまでは1週間から1か月ほどかかる場合があります。眼内レンズに目が慣れるまで時間が必要なためです。これは、実際には目が慣れるのではなく、脳が慣れるという方が正しく、これまでになかった新しい情報が、目を通して脳に入ってくるため、それと、従来の環境とを摺り合わせるのに、時間が掛かる方がいらっしゃるからです。同じ理由で、最初はピントが合いにくいこともありますが徐々に改善していきます。


単焦点レンズを選んだ場合、眼内レンズで焦点を合わせている距離以外のところには、眼鏡の補助が必要です。一方、多焦点レンズでは、新たな見え方に慣れるまで、単焦点レンズよりも、やや時間が掛かるケースもありますが、日常生活における利便性は圧倒的に高いと言えます。


見え方の変化に不安を感じた場合は、早めに医師に相談し、状況を確認することが安心につながります。


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術後の違和感や注意点|運転再開はいつから?

手術後は「ゴロゴロする」「かすむ」「光がまぶしい」といった違和感を感じることがあります。これらは手術後の一時的な反応としてよくあるもので、多くの場合は1週間以内に軽快します。


視力が安定するまでは無理な行動を控え、医師の指示に従って点眼薬を使いながら経過を見守ることが大切です。とくに目をこすったり、洗顔時に水が入らないよう注意が必要です。


運転の再開については、術後の診察で視力が十分に回復しているかを確認したうえで助言されます。一般的には、手術から数日から1週間程度ですが、昼間の短時間のから始めるなど、安全な運転が可能か、よく確認してから行いましょう。


また、術後しばらくは強い光に対して敏感になる場合があるため、外出時にはUVカットのサングラスを使用すると快適に過ごせます。



再発の可能性や長期的な視力への影響

白内障手術後は、基本的に同じ水晶体に再び白内障が起こることはありません。しかし、術後数か月から数年の間に「後発白内障」と呼ばれる症状が現れることがあります。


これは、名前に「白内障」と付きますが、白内障とは全く異なる疾患です。眼内レンズを包んでいる嚢が濁ってしまう現象で、再び視界が霞むような感覚が出てくることがあります。後発白内障は手術は不要ではなく、レーザーで簡単に治療でき、痛みもなく数分で終了するため、過度な心配は不要です。


また、眼内レンズは一度入れたら基本的には半永久的に使用できるものです。ただし、目の病気や加齢によって視力が変化する可能性があるため、定期的な検診を受けることが重要です。


長く快適な視界を保つためには、術後のケアと目の健康管理が欠かせません。

レンズ選びで後悔しないために|単焦点 vs 多焦点を比較



白内障手術では、水晶体の代わりに眼内レンズを挿入しますが、その選び方によって術後の見え方や生活の快適さが大きく変わります。 この章では、代表的な単焦点レンズと多焦点レンズの違いを比較し、それぞれのメリット・注意点について詳しく紹介します。



レンズの種類と特徴|単焦点・多焦点の違いとは

眼内レンズは主に「単焦点レンズ」と「多焦点レンズ」の2種類に分けられます。 単焦点レンズは、近くか遠くのどちらか一方にピントを合わせるタイプで、健康保険が適用される標準的なレンズです。


このレンズを選んだ場合、たとえば遠くにピントを合わせたなら、新聞やスマホを見るときには老眼鏡が必要になります。反対に、スマホやデスクワークを裸眼で出来るように近くに合わせた場合は、その他のシーンでは、常に眼鏡を掛けることになります。 その分、レンズの構造がシンプルで、術後の違和感が少ないという利点があります。


一方の多焦点レンズは、遠近両方にピントを合わせられる設計になっており、殆どの生活シーンで眼鏡なしで暮らせることを目指せます。 ただし、多焦点は自由診療扱いとなり、保険診療の単焦点レンズよりも費用がかかることや、夜間の光がにじむなどの見え方のクセが出る場合もあります。


自分の生活スタイルや優先したいことに応じて、どちらを選ぶかを考えることが大切です。



多焦点レンズのメリット・デメリットと後悔しない選び方

多焦点レンズは、眼鏡をほとんど使わずに生活したい方にとって魅力的な選択肢です。 とくに仕事や趣味で遠くと近くを頻繁に見分ける場面がある方には、利便性の高さが実感しやすいでしょう。


しかし、夜間に街灯や車のライトがにじんで見える「グレア・ハロー」といった症状が気になる方もいます。 また、レンズの構造上、コントラスト感度がやや低下する場合があり、細かい文字が読みづらく感じることもあります。そのため、例えばタクシーやバスの運転手など、職業ドライバーの方などにはお勧めできません。


費用は片目で30万円~40万円、両目で60万円を超えるケースが多いため、費用対効果の検討が必要です。 後悔しないためには、眼科医と相談して自身の目の状態や生活習慣に合うかどうかを見極めることが欠かせません。


「眼鏡なしで快適に過ごしたいのか」「はっきり見えることを最優先するのか」など、目的を明確にしておくと選択しやすくなります。



レンズ選びで失敗しないための3つの注意点

眼内レンズ選びで失敗しないためには、いくつかの重要な視点があります。 まず1つ目は、「自分の生活に合った見え方を理解すること」です。 仕事や趣味、運転の頻度によって、適したレンズは変わります。


2つ目は、「期待しすぎないこと」です。 どのレンズにも長所と短所があるため、「完全に老眼鏡が不要になる」「すべてがクリアに見える」といった過剰な期待は後悔の原因になります。


3つ目は、「この手術の実績が目に見える形で分かる眼科医とじっくり相談すること」です。 見え方のシミュレーションや、同様の患者の経過について聞くことで、自分に合う選択肢が見えてきます。


どのレンズが最適かは一人ひとり異なります。 医師との対話を通じて、納得のいく選択をしていくことが、手術の成功と術後の満足度につながります。


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実際に手術を受けた人の体験談と口コミ



実際に白内障手術を受けた方の声を知ることは、不安を和らげる大きな助けになります。この章では、満足した方の体験談や注意すべき点、家族が手術を受けた方の視点も交えて紹介します。



手術してよかったと感じた人の声

白内障手術を受けた多くの方が、「思ったより簡単だった」「もっと早く受ければよかった」と感じています。視力が回復したことにより、生活の質が大きく向上したという声は特に多く聞かれます。


70代の男性は「新聞の文字がはっきり読めるようになり、趣味の囲碁が再び楽しめるようになった」と話しています。また、60代の女性からは「階段の段差がはっきり見えるようになり、外出への不安がなくなった」との声がありました。特に遠近両用眼鏡を掛けると、段差が分かりづらいことが多いので、この女性はその点でも、手術を受けて非常に助かっています。


術前は不安を抱えていたものの、術後の経過が順調で満足している方がほとんどです。痛みや恐怖を想像していたが、実際はあっという間に終わり、気づいたら視界が明るくなっていたという体験談もあります。


こうした声は、これから手術を受けるか迷っている方にとって、大きな安心材料となるでしょう。


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トラブル・失敗例から学ぶ注意点

一方で、すべての方が満足しているわけではありません。なかには「見え方に違和感が残った」「思ったほど視力が出なかった」といった感想もあります。


多焦点レンズを選んだものの、夜間の光のにじみが気になって運転を控えるようになったというケースもあります。また、手術後の定期通院や点眼を怠ったことで、軽度の炎症を起こしてしまったという声もあります。


これらの体験から学べるのは、事前の情報収集と術後のセルフケアの重要性です。自分の目の状態を正確に把握し、医師との相談を重ねることで、リスクを減らし納得のいく結果につながります。


手術自体の安全性は高くても、本人の生活スタイルや期待とのズレが不満につながることもあるため、慎重な判断が求められます。


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家族が手術を受けた人の体験談も参考に

家族が手術を受けた方の視点も、重要な参考情報となります。本人の不安を近くで見てきたからこそ、リアルな経過や感想を冷静に伝えてくれることが多いです。


80代の父親が手術を受けた女性は、「手術前は怖がっていたが、終わってからは“痛くもかゆくもなかった”と笑っていた」と語っています。また、術後に目が見えるようになってから、表情が明るくなったと感じたというエピソードもあります。


家族のサポートがあることで、手術への不安が軽減されるとともに、術後の生活もよりスムーズになります。介助が必要な場面や、説明を一緒に聞いておくべき内容も多いため、家族の理解と協力は大きな力になります。


実際の声に耳を傾けることで、手術に対する心構えや現実的な期待値を持つことができるでしょう。


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まとめ

白内障手術は不安を伴う決断かもしれませんが、正しい知識を得ることで安心して治療に臨めます。 視力の回復だけでなく、生活の質を取り戻すための大きな一歩となる手術です。 迷いがある方は、まず眼科医に相談し、自分に合った治療法を一緒に見つけていきましょう。

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