『多焦点眼内レンズの大内雅之アイクリニック』には
選ばれる理由があります
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国際学術誌に複数の論文掲載
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国際学会での受賞
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国内で多数の招待講演依頼
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執刀医自らが、患者様個々の
ニーズを
十分にお伺いし、
多数の選択肢から
手術戦略を
ご提案
当院で行う老眼手術
(多焦点眼内レンズ)の
4つの特徴
1平成17年(厚生労働省認可の1年前)から手術執刀経験がある
厚生労働省認可前の平成17年から今日に至るまで、長期にわたり、老眼手術(多焦点眼内レンズ)の手術を執刀しております。
2多種の眼内レンズのラインナップ
当院では、京都最大の眼内レンズのラインナップをご用意しています。患者様のニーズを十分お聞きして、その中から最適な眼内レンズを選定させていただきます。
最適な多焦点眼内レンズを選択します
多焦点 眼内レンズ |
Intensity |
ファインビジョン |
テクニスシナジー |
Pan Optix |
Vivity |
---|---|---|---|---|---|
タイプ | 回折型 | 回折型 | 回折型 | 回折型 | 波面制御型 |
ピントの数 | 5焦点 | 3焦点 | 2焦点+焦点深度拡張 | 3焦点 | 焦点深度拡張 |
近方視の焦点距離 | 40cm / 60cm / 60cm / 130cm | 30cm / 60cm | 40cm~約70cm | 40cm / 60cm | 約70cm |
乱視矯正 | ○ | 近日導入 | ○ | ○ | 近日導入 |
医療費 | 自由診療 | 選定療養 | 選定療養 | 選定療養 | 選定療養 |
多焦点 眼内レンズ |
テクニス |
テクニス |
レンティス |
レンティス |
Eyhance |
---|---|---|---|---|---|
タイプ | 回折型 | 回折型 | 分節状屈折型 | 分節状屈折型 | 高次非球面 |
ピントの数 | 焦点拡張 | 2焦点 | 2焦点 | 2焦点 | 焦点深度拡張 |
近方視の焦点距離 | 66cm | 30cm / 40cm / 50cm | 40cm | 1m | 1m |
乱視矯正 | ○ | × | ○ | ○ | ○ |
医療費 | 選定療養 | 選定療養 | 自費診療 | 保険診療 | 保険診療 |
3患者様とよく相談して眼内レンズを選択
患者様の普段の生活の状況やご職業、ご希望になる術後の見え方などを執刀医が十分お伺いし、その方に最適な眼内レンズを選定させていただきます。
4手術成績にエビデンスがある
これまでの手術成績や手術手法・レンズ選択の工夫などを、学術講演、論文でエビデンス(根拠)を伴って公表し、一部のものは表彰を受けています。
眼内レンズ関連手術件数
(全て、院長の執刀です)
令和1年~令和5年までの手術件数です。
総数 | 多焦点眼内レンズ | ICL | |
---|---|---|---|
令和1年 | 670 | 202(※) | 10 |
令和2年 | 1050 | 210(※) | 138(※) |
令和3年 | 1138 | 155(※) | 256(※) |
令和4年 | 1220 | 168(※) | 333(※) |
令和5年 | 1402 | 211(※) | 376(※) |
※京都府最多
多焦点眼内レンズでの
老眼手術について
人間の眼は水晶体の厚みを変化させることで、ピントを調節しています。しかし、眼内レンズはアクリルやシリコン製ですので、ヒト水晶体のように厚みを変化させることはできません。そのため、従来は近くか遠くのどちらかにしかピントを合わせることができず、老眼鏡などの装用が必要でした。
2007年に日本でも多焦点眼内レンズ(遠近両用眼内レンズ)の使用が認められたことで、手術で老眼を治療することができるようになりました。京都市南区の大内雅之アイクリニックでは、日本で多焦点眼内レンズ(遠近両用眼内レンズ)の使用が認められる1年前から、海外より輸入していて、京都では初めて老眼矯正白内障手術を行いました。
単焦点眼内レンズと
多焦点眼内レンズ
眼内レンズには「多焦点眼内レンズ」と「単焦点眼内レンズ」があり、それぞれ見え方に特徴が有ります。
多焦点眼内レンズの見え方
遠くと手元の両方にピントが合い、眼鏡への依存度を低下させることができます。
ただし、単焦点レンズと比べてコントラストが若干低く、映像のシャープさは劣ります。
単焦点眼内レンズの見え方
ピント調節力がないため、遠くにピントを合わせると近くが、近くにピントを合わせると遠くが見えづらくなります。ただし、ピントが合う距離では、多焦点レンズよりもシャープな映像が得られます。
つまり、遠方か近方のどちらかには必ず眼鏡を掛けなければいけないけれども、その状態で最も映像の質が高いのが単焦点眼内レンズ、眼鏡が必要なシーンはうんと少ないけれども、映像のコントラストが若干落ちるのが多焦点眼内レンズです。
手術の流れ
老眼手術(多焦点眼内レンズ)の流れは白内障手術に準じますが、多焦点眼内レンズを使用する場合、執刀医から、眼内レンズの選定や焦点設定などをより詳しくご相談させていただきます。
また、精度を上げるために、時間をかけて繰り返し検査を行わせていただきます。
受診後の患者様の個別質問は診療になりますので、webを介したお答えは出来ません。
多焦点眼内レンズの注意事項
眼鏡の使用頻度について
多焦点眼内レンズを両眼に挿入した方の8割以上は、まったく眼鏡を使用しないで日常生活を送られていますが、条件によって、例えば薄暗いところで近くのものをみなければいけないシーンや、非常に小さなものを見る時などには、老眼鏡を要時装用されている方も1割強おられます。
しかし、単焦点眼内レンズと比べて、老眼鏡を使わなければいけない頻度は大幅に少なくなっています。
見え方に慣れるまでの期間について
多焦点眼内レンズは、眼の中への光・映像の入り方に特性があるため、中枢(脳)で「映像の交通整理」が必要となります。そのような状況に脳が適応するまで、少し時間のかかる方もおられます。若い方はそれにかかる時間が比較的短く、ご高齢の方(特に75歳以上の方)ほど時間がかかる傾向にあります。
多焦点眼内レンズの適応について
多焦点眼内レンズの適応については、眼の健康状態(眼の病気がない)、乱視の程度、角膜の形、眼球の奥行、斜視の有無、左右の近視の度合いの違いなどで、慎重に考えなければいけないケースがあります。これら以外にも、ご職業、ライフスタイルなどの要素で適応から外れるケースもあります。
一度当院へご来院いただき検査を受け、さらに問診にてじっくりとお話をして、医師が適応を判断することで手術の成功率は上がります。多焦点眼内レンズを入れても満足していただける結果に至らない可能性が高いと判断した場合には、別の方法での明視域の拡大(老眼鏡使用頻度の減少)も検討させていただきますので、お気軽にご相談ください。
多焦点眼内レンズの見え方について
よく知られていることですが、多焦点眼内レンズでは独特の見え方(コントラストの低下、光の滲み)を感じることがありますが、多くの方は時間の経過とともに気にならなくなります。ただし、職業上、これらの見え方が問題になる場合がありますので、患者様とご相談の上、慎重に検討させていただきます。
老眼手術(多焦点眼内レンズ)のリスク
老眼手術(多焦点眼内レンズ)の手術のリスクは、単焦点眼内レンズを含めた一般的な白内障手術と同じですが、上の項目でご説明したような特性から、患者様がイメージしていた見え方と相違が出てくるケースも時にはあります。そのような場合にも、多焦点眼内レンズ手術、約900例の経験から原因と対策について考えさせていただきます。
老眼手術(多焦点眼内レンズ)のQ&A
近視ですが多焦点眼内レンズ手術を受けることはできますか?
はい、可能です。当院医師が使用する多焦点眼内レンズは、京都で最大のラインナップを揃えており、強度近視の方への治療実績も持ち、論文報告しています。
ただし、網膜の萎縮変性まで伴うケースでは、この手術はお勧めできませんので、術前に、十分に検査を行って確認させて頂きます。
多焦点眼内レンズにすれば完全に眼鏡はいらなくなりますか?
両眼に多焦点眼内レンズを入れた場合、8割以上の方は完全に眼鏡を掛けずに日常生活をおくられていますが、1割強の方は条件によっては老眼鏡を要時装用されています。それでも、単焦点眼内レンズと比べれば眼鏡への依存度(眼鏡を必要とする頻度)は格段に低下させられます。
片方の眼に多焦点眼内レンズを入れ、
もう片方の眼には単焦点眼内レンズを入れることは可能ですか?
はい、可能です。患者様のご職業や趣味などから、計画的にこのような方法(ハイブリットモノビジョン)を採ることもあります。
白内障患者であれば誰でも多焦点眼内レンズの良い適応となりますか?
その他の眼の病気の有無や、ライフスタイルによっても適応が異なり、多焦点眼内レンズをお勧めしないケースがあります。当院では、執刀医が患者様と十分にお話しさせて頂き、それぞれの患者様へ最適な矯正方法をご提案させていただきます。
通院や手術後の注意は単焦点眼内レンズと異なりますか?
術後の養生、通院回数については変わりありません。
多焦点眼内レンズは白内障になっていない人には向かないのでしょうか?
不可能ではありませんが、満足度の点でやや落ちる傾向にあります。ただし、術前のその方の屈折度(近視や遠視の度合い)によっては、高い満足が得られる場合もありますので、実際に診察へお越しいただければ執刀医が拝見した上で判断いたします。
受診後の患者様の個別質問は診療になりますので、webを介したお答えは出来ません。