「関西でICL手術を検討しているけど、どの病院がいいのかわからない」というお悩みはありませんか？
関西エリアでは大阪を中心に、京都や兵庫などさまざまな眼科があり、選択肢の多さに戸惑うかもしれません。
この記事では、ICL手術の基礎知識から、関西エリアのおすすめ病院や費用相場、失敗しない病院の選び方まで詳しく解説します。
目次
ICL手術とは？レーシックとの違いと注目される理由
近視や乱視等でメガネ・コンタクトが欠かせない方にとって、視力矯正手術は生活を大きく変える選択肢の一つです。その中でも、近年注目を集めている治療法がICL手術です。
ここでは、ICLとレーシックの違いや、ICLが選ばれる理由について解説します。
ICLとレーシックの比較｜どちらが自分に合う？
視力矯正手術の代表的な方法として知られるレーシックとICLですが、その仕組みや適応条件には大きな違いがあります。
レーシックは角膜を削り形状を変えることで視力を矯正する方法です。これまで多くの実績がありますが、角膜の厚さや形状に制限があり、術後にドライアイが悪化すること、更に最近問題になっている、コントラストの低下が課題です。コントラストの低下は、特に将来白内障手術を受ける際に、眼内レンズの選択などに大きな制限を課してしまうという、余り知られていない問題です。
一方、ICLは角膜を削らず、目の中にレンズを挿入して視力を矯正する方法です。角膜が薄い人やドライアイの人にも対応でき、万が一合わなかった場合、レンズを取り外すことが可能、更に、前述のコントラストの問題がない点から、術後の不安を抱える方にとっても選ばれやすい選択肢といえます。
それに対して、レーシックは角膜を削って形状を変えます。これが原因のコントラストの問題に直面しても、削った角膜は元に戻りません。
視力の程度や角膜の状態によって、適する治療法は一人ひとり異なります。まずは眼科で検査を受けてから判断しましょう。
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ICLを受けられる人・受けられない人の条件は？老眼との関係・費用も解説ICLが選ばれる理由｜強度近視・薄い角膜にも対応
ICL手術が高く評価される大きな理由の一つは、レーシックで矯正が難しい強度近視や乱視にも対応できる点や、見え方の鮮明さに優れている点にあります。レーシックでは近視が強い場合、角膜を多く削る必要がありますが、削れば削るほど角膜の形状が大きく変わりコントラストの低下が起こるため見え方に差が出ます。
一方、ICLは角膜を削らないため、角膜の厚みが足りずレーシックが適応外と診断された方でも治療できるだけでなく、前述のコントラスト低下の心配がありません。さらに、挿入したレンズは取り外せるため、将来、白内障や緑内障といった目の病気になった場合でも、治療の選択肢が狭まることはありません。
芸能界にも広がるICL手術の背景
近年では、ICL手術を受けたことを公表する芸能人が増えており、テレビやSNSなどのメディアを通じてその効果や満足度が話題になっています。
以前のレーシックブームのときには見られなかった現象であり、ICL手術の満足度の高さが分かります。
芸能人にとって、カメラ映りや舞台上での細かな表情を裸眼でしっかりと把握できることは、仕事の質に直結します。
メガネやコンタクトによる見た目の制約や不便さを解消できる点も、美容意識の高い層にとって魅力的に映る理由の一つです。
著名人の体験談は、「信頼できる実例」として受けとめられやすく、一般の人々が抱く手術への不安を和らげる効果があります。
実際に、芸能人の発信をきっかけにICLに関心を持ち、カウンセリングを受ける人が増加しているとの報告も見られます。
ICLはやめたほうがいい？その理由とは
ICLは視力の回復効果が高く、安全性にも優れている手術です。
しかし、一部では「ICLはやめたほうがいい」といわれることがあります。
その背景には、手術にともなうリスクに関することや、費用負担の点で誰でも受けられるわけではないという制約が挙げられますが、その多くは、非眼科医もしくはICL手術の経験の無い眼科医からの発信であることは注目に値します。
ここでは、一部で「ICLはやめたほうがいい」といわれる3つの理由について解説します。
合併症などのリスクがある
どんな手術にも少なからずリスクはつきものです。
ICLもほかの手術と同様に、いくつかの合併症が報告されています。
具体的には、眼内レンズによる過剰矯正、ハロー・グレアとよばれる光のにじみ、角膜内皮細胞の減少、感染症などです。
しかし、合併症のリスクは、高ランク術者、実績のある医師が施術する施設では極めて稀です。また根本的な事として、頻度の低いものであれば、ICL手術を受けるときは、信頼できる病院を選びましょう。
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ICL手術で白内障リスクは増える？手術方法の違いや費用を解説費用が高額で経済的負担が大きい
ICL手術は高い精度が求められるうえ、眼内レンズそのものが高額なため、費用も高く設定されています。
関西エリアでのICL手術の費用相場は、両眼でおおよそ60万円から80万円ほどです。
また、ICL手術は自由診療のため、健康保険が適用されません。
さらに、手術前の検査や手術後の診察、薬代なども加わるため、実際はさらに費用がかかるケースもあります。
しかし、単純に手術費用だけを見るのではなく、今後の数十年、コンタクトレンズを買い続けることとの比較で考えなければいけません。また、ICL手術は医療費控除の対象なので、確定申告を行うことで実質的な費用負担を軽減できます。手術費用や検査費用、薬代が控除対象になるため、領収書は必ず保管しておきましょう。
すべての人に適応しない
ICLは誰でも受けられる手術ではありません。前房(眼球内のあるスペース)の深さや目の構造、内皮細胞の数など、一定の基準を満たしていることが、手術を受ける条件です。
また、糖尿病や強いアレルギー体質など、持病の影響で手術が不向きとされるケースもあります。
しかし、ICLが適応となるかどうかは、医師によるカウンセリングや検査によって判断されます。
裸眼で快適に過ごすためには、まずは検査を受けましょう。
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ICL手術で後悔しないために｜失敗例・費用・リスクまで徹底解説！自分に合うか不安な人必見ICL手術を受ける病院選びで失敗しないための5つのポイント
ICL手術で後悔しないためには、価格だけでなく「信頼できるクリニックかどうか」を見極めることが重要です。
特に関西エリアには幾つかの選択肢があるため、どの病院を選ぶかで術後の満足度が大きく変わる可能性もあります。
ここでは、ICL手術を受ける病院選びで失敗しないための5つのポイントを紹介します。
1.医師の「実績」と「専門性」
ICL手術はとても繊細な技術を要するため、医師の経験や資格、実績があるかが重要です。
この手術は、「ICL認定医」だけに許されていますが、その中でも「エキスパートインストラクター」ICL手術では国内最高位の資格で、高い技術と知識が認められた医師である証といえます。
また、これまでの手術件数（症例数）のほかに、学会・論文での発表実績があるかも確認しておきましょう。誇張、誇大広告が出来ないのがこれら学術業績です。
今後の生活に大きくかかわる手術だからこそ、時間をかけてでも信頼できる病院を選びましょう。
2.「費用」の適正性と明確性
ICL手術の費用は、クリニックごとに大きく異なります。
検査費や手術費、手術後の薬代、アフターケアに至るまでの費用内訳が明確かチェックしましょう。
関西エリアでは両眼でおおよそ60万〜80万円が相場ですが、極端に安いクリニックにも注意が必要です。常勤医が認定医、インストラクタではなく、遠方から執刀医を呼んで行われている施設であったり、ICL認定医ではなく、ICLとは異なる後発品レンズのみの認定医である可能性があるからです。
費用だけで決めず、施術内容とサポート体制を総合的に見て判断しましょう。
3.充実した「保障制度」と「アフターケア」
再手術が必要になった際の対応等、ICL手術後の保障やサポート体制が整っているかも確認しておきましょう。
また、定期検診の頻度や内容も病院によって異なるため、病院のホームページや口コミなどを参考に、事前に情報を確認しておくと安心です。
4.最新の「医療設備」と「衛生管理体制」
ICL手術は、精密さが求められる治療法です。
手術の精度は高解像度の検査機器、最新設備によって大きく向上します。また、検査員にも講演、論文実績のある所だと更に盤石でしょう。
さらに、手術室の衛生管理も事前に確認するべきポイントです。
院内の衛生管理に対する意識の高さは、患者の安全を守るうえでとても重要です。
しかし、手術室の清潔さは、病院のホームページの情報での判断は困難です。
衛生面を重視する場合は、手術中のようすを第三者や患者の家族に開放している病院がおすすめです。
こうした病院は、医師の腕や衛生管理に対する自信の表れといえます。
5.丁寧な「カウンセリング」と「情報提供」
ICL手術は一人ひとりの目の状態によって、適応するかどうかが異なるため、手術前の適応検査やカウンセリングが重要です。
メリットだけでなく、デメリットやリスクまでしっかり説明してくれる病院を選びましょう。
患者に判断を委ねる病院は信頼できます。
お金儲けのために手術を強制する病院ではなく、あなたの不安や疑問に真摯に向き合ってくれる病院を選びましょう。
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ICL手術で失敗しないための病院の選び方関西でICL手術が受けられるおすすめの病院10選
この章では、京都や大阪、兵庫など関西地方でICL手術が受けられるおすすめの病院を10施設紹介します。
【京都】大内雅之アイクリニック
大内雅之アイクリニックは、京都府南区にあるICL手術対応の眼科です。
国内で16名のみのICLエキスパートインストラクターに京都で唯一認定された、大内雅之院長自身がすべての手術を担当しています。
令和7年時点で全手術件数は2万数千件、ICL手術実績は2000眼以上にのぼり、京都府内で最多の症例数を誇ります。
学会発表や海外誌への論文掲載実績があり、技術面でも高く評価されています。
手術前後はすべて院長自身が対応するため、高い品質と安全性を求める人に最もおすすめの病院です。
▶大内雅之アイクリニック公式ホームページはこちら【京都】永田眼科クリニック
永田眼科クリニックは京都府亀岡市に展開する眼科で、ICLを含む屈折矯正手術に対応しています。
手術費用は、両眼乱視ありで748,000円（税込）で、手術前費用10,000円が別途かかります。
ICL研究会掲載クリニックとして、信頼性の高い技術が認められています。
地域に密着した診療を行っており、京都府内でも通いやすいクリニックです。
▶永田眼科クリニック公式ホームページはこちら
【京都】ももの木眼科
ももの木眼科は、京都市伏見区MOMOテラス内にある一般眼科とICL対応のクリニックです。
商業施設内にある利便性と、地域住民向けの使いやすさで選ばれ, ICL施設としても認定されている医院です。
ICL手術の費用は両眼乱視がある場合、70万円ほどです。
ICL以外にも幅広い眼科診療に対応しており、初診や相談にも利用しやすい病院です。
▶ももの木眼科公式ホームページはこちら【大阪】ICLクリニックKITTE大阪
ICLクリニックKITTE大阪は、2024年夏に大阪駅直結のKITTE大阪内にオープンした関西初のICL専門クリニックです。
執刀医はICLインストラクターで、5,000例以上の実績を持つ貞松良成医師による施術が受けられます。
両眼一律65万円（税込）で、適応検査、術前検査、術後ケア、再手術保証が1年間含まれる明瞭価格が好評です。
口コミでは「視界がクリアになった」「スタッフ対応が丁寧」「料金が明確」と好評です。
▶ICLクリニックKITTE大阪の公式ホームページはこちら【大阪】先進会眼科
大阪梅田
先進会眼科 大阪梅田は、大阪市北区梅田にあるICL・レーシック・白内障手術に対応する眼科です。
医療従事者にも選ばれる確かな品質と、最新の医療技術を駆使したICL手術が特徴です。
ICL費用は近視・乱視の有無や度数で異なり、両眼で約46万〜85万円程度のプランが用意されています。
手術費用の分割払いにも対応しているので、まとまった出費を避けたい人にもおすすめです。
アクセスもよく、土日診察・WEB予約対応など通いやすさを求める人にも最適でしょう。
▶先進会眼科 大阪梅田の公式ホームページはこちら【大阪】フジモト眼科天六本院
フジモト眼科天六本院は、大阪市北区天神橋筋六丁目駅近くにある老舗の眼科です。
ICLを含む手術実績が30,000件以上と豊富で、丁寧なカウンセリングとフォロー体制を整えています。
手術費用は両眼乱視で58万円ほどです。
土日も診療しているので、平日は忙しくて病院に行けない人にもおすすめです。
▶フジモト眼科天六本院の公式ホームページはこちら
【大阪】品川近視クリニック梅田院
品川近視クリニックは全国展開する眼科チェーンの大阪院で、ICL・レーシックなど幅広く対応しています。
全国的な症例数と保証制度が整っており、安心感があります。
提携ホテルを安く利用できるサービスや交通費補助制度も導入しているので、遠方の方でも時間を気にせずに診察や手術を受けられます。
価格も42.7万円からと比較的リーズナブルで選ばれやすく、手術実績においても信頼が高いです。
▶品川近視クリニック梅田院の公式ホームページはこちら【兵庫】医療法人社団松原眼科クリニック
医療法人社団松原眼科クリニックは、兵庫県内に複数院展開する地域密着型の眼科クリニックです。
ICLを含む眼内レンズ治療に対応しており、地元患者の信頼も厚いです。
白内障などを含む目の手術総数は12,000件以上にのぼり、高い実績をほこります。
当院は六甲ライナー住吉駅直結、徒歩1分のKiLaLa住吉2階にあるので通院しやすく、車で通えない人におすすめです。
▶【兵庫】医療法人社団松原眼科クリニックの公式ホームページはこちら【兵庫】レイクリニック
レイクリニックは兵庫県神戸市中央区にある眼科で、女性の視点に立ったカウンセリングや対応が評判です。
本院には、国内でも数少ないICLエキスパートインストラクターに認定された女性医師が在籍しています。
ICL手術では、丁寧な説明と安心できる案内があるとの口コミもあり、初めての方にも安心です。
▶レイクリニックの公式ホームページはこちら
【兵庫】和田眼科
和田眼科は、西宮市の今津地域にある老舗の眼科クリニックです。
ICLや白内障など幅広く対応しており、患者が通いやすい環境が整っています。
モニター募集やICL適性検査無料キャンペーン情報などが実施されることがあり、費用面で検討中の方にもおすすめです。
JRさくら夙川駅には2024年4月にオープンした分院があるので、通いやすいほうの病院を選べるのもポイントです。
まとめ｜ICLは情報収集と信頼できる医師選びがカギ
関西にはICLに対応している優れたクリニックが数多く存在します。
しかし、どの病院でも良いわけではなく、明確な執刀医と、その手術実績、学術業績、設備、料金の明確さ、アフターケアの体制などを総合的に見て、自分に合った施設を選ぶことが重要です。
また、ICLは全員に適応する手術ではありません。
まずは無料相談や適応検査を受けて、自分の目の状態を知ることから始めましょう。