院長ブログ(医療の真実、医者の舞台裏)

2019.02.25

医師達の日曜日

通常、日曜日は病院は休診です。そんな日曜日、医師達はどのように過ごしているのでしょう。趣味やゴルフを楽しむ先生、小さなお子様を連れて家族サービスに精を出す先生、運悪く当直が当たってしまった先生、様々です。

さて本日、東京四谷のホテルニューオータニ宴会場に、朝の10時から集まった医師達、服装はジャケット・ネクタイの人からカジュアルな人までまちまちですが、みな、多焦点眼内レンズの勉強に来た先生方です。今日は、この会場で、シンポジストとして講演とコメントをしてきました。

 白内障と老眼をいっぺんに治してしまう多焦点レンズ、国内でもますます需要が増えており、多くの患者さんがその恩恵を受けています。しかし、このレンズ、良いことばかりでは無く、独特な光の透過からおこる、様々な欠点もあります。更には、最近の多焦点レンズは、非常に多くの種類が有り、真剣に患者さんの満足、そしてこの手術のことを考えている医師達は、それらの組み合わせや使い分けに、日頃から頭を使い、また頭を悩ませています。

収益率が高いと言うだけの理由で、手術の中身を熟考せずにこのレンズを使う医師も多い中、日曜の朝早くに全国から東京に集まった、「手術と患者満足度」を真剣に考える医師達、さぞや、お子様の残念な顔や奥様の嫌な顔(?)を振り切って、週末を潰してらっしゃるのだと思いますが、皆様の快適な視生活は、このような医師達によって守られていることも、知って頂きたいと思います。

僕の話が、明日からの皆さんの診療のお役に立てることを願い、そして、そんな彼らをサポートしてくれた、白内障関連企業の日本アルコン様にも、感謝申し上げます(かなりのお金を使われたと思います)。