院長ブログ(医療の真実、医者の舞台裏)

2019.06.24

京大・府立は犬猿の仲? 呉越同舟の巻

京都大学医学部と京都府立医大、鴨川を挟んで目と鼻の先の、この二つの医学部は、創設時の人材引き抜きなどの軋轢から、歴史的にあまり関係が良好でなく、お互いに「川向こう(鴨川の向こう岸の人達)」と、よそよそしい呼び方をしていることは、医者の間では有名な話です。 でも、今の世代の医師には、そんな歴史は関係なく、実際に同じ地域で診療している京大出身の先生と府立医大出身の先生が仲良くしない、なんてことは全くありませんし、府立系の私にも、京大病院眼科から、沢山の白内障患者さんをご紹介いただいています。

 

そうは言っても、府内で二つの大学でありながら、今でも人的交流が乏しいのも、また事実です。

しかし、眼科だけは例外です。府立医大の先生が、京大眼科で特殊外来を担当したり、共同研究をしたりと、交流が非常に盛んなのです。

 

 

そして、本日、年に一度行われる、京都眼科学会は、その顕著な例で、両大学の先生が、それぞれ得意とする分野の治療成果や研究を発表して、お互いに勉強になります。その中で今年は、京大でも府立医大でもなく、大内雅之アイクリニックとして、当院の得意な白内障手術、多焦点眼内レンズについての依頼講演演者の指名を頂く、と言う光栄な機会を頂き、講演をしてきました。

 

 

京都は、都会でありながら多焦点眼内レンズの普及が遅れているので、この様な教育講演的な内容で、微力ながら地元医療の水準向上に貢献できれば、望外の喜びです。