院長ブログ(医療の真実、医者の舞台裏)

2019.11.12

開業こぼれ話 ~医師会仁義なき戦い、その2~

さて、私のケースですが、この地域でも、眼科医を含め,殆どの先生方が、「地域の眼科医療水準が上がる」と、快く迎えようと仰って下さっていた中、一つの眼科とその親族の医院、2名の先生から強い反対が発声されました(実際には、ヒアリング会議の前から、当時の地区医師会長に「入会を認めないよう」働きかけがされていました)。

そして会議では、今では皆様に周知されている「大内雅之アイクリニック」の医院名にも物言いが入りました。名前が紛らわしいから「雅之アイクリニック」にしなさい、と言ってきたのです。

今、大内(Ouchi)の名前で、眼科手術に関する講演や論文を検索すれば、日本語、英語共に私の実績しか出てきませんので、本当におかしな話なのですが、だからこそ、私のクリニックに、このブランド名を冠することを阻止しようとした意図は想像に難くありません。私自身は、患者さんに分かりやすく、医師の実績で医療機関を探して頂きやすいことを念頭に、このクリニック名を決めており、「だったら医師会には入れてもらわなくても結構」のスタンスで臨んでいましたから、意に介さず対応し、結局は医師会入会も認められて、この問題は収束しました。

 

 しかし、問題はこれで終わりませんでした。ご来院頂いた方はご存知でしょうが、当院は、直ぐ近くに調剤薬局がありませんので、薬は院内で処方しています。しかし、医療機関で扱う医薬品というのは、毎日我々が買い出しに行くわけにはいきませんので、メーカー→薬問屋→各医療機関、という流れで届けられ、それぞれの地域に密着した、数少ない薬問屋が、その流通を担っている,いわば寡占状態になっているのです。

 そこで、地域でも薬の処方量の多い,いわば超お得意さんである,前出の医院の先生から、この問屋さんに「大内雅之アイクリニックとは取引をするな」と圧力が掛けられていたのです。約30年前、父親が拳銃密輸で逮捕されていたその先生は、やはり我々の常識を越えていました。いくら正しい診断をしても、院内に必要な薬が無ければ、医療は完結しません。そこで、大変に困ったのですが、実際には、ビジネスよりも良識を優先させた問屋さんが殆どで、そのようなことは起こりませんでした。ただ、未だに、KSK(ケーエスケー)alfresa(アルフレッサ)の2社さんからは、取引拒否を頂いたままで、この2社の起業倫理が覗えますね。その他の正しい業者さんが、お薬を届けて下さるので、実際に困ることはありませんが、「お医者さん」の世界にも、やくざの世界のような、仁義なき戦いが・・・・は言い過ぎで、殆どは、堅気のお医者さんばかりのはずです。当院にいらっしゃる患者様は、ご安心下さい♥