院長ブログ(医療の真実、医者の舞台裏)Blog

院長ブログ(医療の真実、医者の舞台裏)Blog

初夏の北海道で行われたJSCRS

昨年、私が学会長を務めた、国内最大の白内障、屈折矯正手術の学会JSCRSが今年は札幌で開催されました。この学会は、従来、東京→福岡→京都の3会場持ち回りで行われていました。現在も、基本的にその方針は変わらないのですが、今年は、、、、会場が取れなかったのです。

コロナ渦で、2年以上にわたって、様々なイベントが中止になり、それらが、1年遅れ、2年遅れでどんどん後ろ倒しになって来てたのです。我々理事会で、いつも通りに日程を決めて、「じゃ、2023年は会場は福岡ですね」と予約を取ろうとしたら、その前後の週も含めて既にreserved!事情は前述の如くでした。

日程を少し動かす事も構わないのですが、我々眼科の世界では、参加者が重複しそうな学会は、日程をずらす、という暗黙のルールがあります。両方に興味がある人達が、日程の重複のために片方しか参加出来なくなることを防ぐためです。

我々のJSCRSと毎年近い日程で行われ、気を遣うのが、日本斜視弱視学会です。「斜弱って、子供の病気、JSCRSとはあまり被らないんじゃ?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、眼科の検査を担う検査技師=視能訓練士という職業の方達にとって、両方とも大切なのです。特に斜弱学会は、その参加者の半数が視能訓練士さんですから、他学会との日程重複は重大です。

 ということもあり、今年は、十数年ぶりに学会で札幌を訪れることになりました。

しかし、行ってみると、札幌コンベンションセンターは、大変きれいでレイアウトも優れた会場、学会後は勿論北海道の美味しいものが食べられる、と来たものですから、参加者達にも非常に好評で、もしかしたら、今後札幌開催も組み入れられるかも知れません。

駅から離れていて、タクシーが少ないのが、ちょっと困りましたが、その辺り、北海道観光局の方々、また宜しくお願いいたします!

今年の学会は土曜日に終了しましたが、そのあと,ICL手術のインストラクターは、定山渓のホテルに移動して、勉強会合宿。これも、北海道ならではの、仕事とお楽しみの融合で、充実の出張でした。(木)(金)(土)とまたしても休診でご不便をおかけしましたが、皆様に質の高い手術をご提供できるのも、これらの活動あっての事ですから、ご理解お願いいたします。

 お詫びというわけではありませんが、最後の写真は、今学会での、私の友人医師のお仕事風景。二人ともダンディーな男前なので、サービスカットとして入れておきます。白内障、屈折矯正手術は,患者さんに喜ばれる医療現場ですので、医師も、この様に美男美女が、よその学会よりもちょっと多い気がします。

TOP
診療時間
アクセス
お電話でのご予約・お問合せ Tel.075-662-5660 電話予約
24時間受付 WEB予約
24時間受付 WEB予約