院長ブログ(医療の真実、医者の舞台裏)

2020.04.12

京大病院は、正しい。

今週のニュースで、京大病院の研修医57名がコロナ禍の中飲み会を開いて、全員そろって自宅待機に、との報道がありましたが、事実は、報道内容と正反対でした。

京大病院の対応も、希望に燃える研修医の皆さんも素晴らしいと言えます。

あまりに事実と異なる報道内容、なぜにそこまでして人を傷つけるのか、理解出来ません。

(本当は理解出来ます。発行部数と視聴率が欲しいからです)

謝罪コメントを出せない各社の医療関連報道は、今後信用できませんし、このようなマスコミ報道を鵜呑みにして病院を非難する患者さんも、今後、私は診ません。

以下、京大病院コメントの引用です。少し長いですが、45秒ほどで読めます。是非お読み下さい。

 

新規採用研修医の自宅待機に関する報道について

先般、本院に採用された新研修医が多数自宅待機になっていることについての報道がございました。京大病院を受診されている患者さんや関係者の皆様にご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
本院では、本年3月に各地の大学を卒業したばかりで4月から本院で勤務をはじめる新研修医に、4 月1日までの2週間の間に一回でも2人以上(家族での食事を含む)で飲酒を伴う外食をしたことがあるか等について自己申告を求め、該当する場合には外食等の事実があった日から14日間を自宅待機とすることで、感染リスクを徹底的にゼロに近づける措置を行いました。
この自己申告をした新研修医が57名に上ったというのが報道されている事実です。本院としては、就職予定の新研修医等に旅行や外食等の自粛を予め連絡しておりましたが、必ずしも全員が正確にその内容を十分理解できていたとは限らないなかで、研修医たちは極めて真摯に自己申告してくれたものと認識しています。未来の医療を担う若者です。温かく見守っていただければ幸甚です。
 なお、これらの研修医等の中に、新型コロナウイルス感染症を発症している者は1名もおりません。
 本院では、患者さんと医療スタッフを含む本院職員の安全を確保し、高度な医療を継続的に提供し続けられるようにするために、家族での外食の自粛を含む、厳しい基準での感染予防策を職員に求めております。引き続き職員の感染予防に関する意識を高め、徹底した感染管理を行って、安心・安全な医療の提供を継続に尽力して参ります。

令和2年4月8日
京都大学医学部附属病院長
宮本 享