院長ブログ(医療の真実、医者の舞台裏)

2022.09.13

大きな学会を主催するということ  裏話2~ブラック編 (中)

そこで、ここ10年くらいは、JSCRSを開催するときには、その年の学会長が自身の所属医局の教授などに頼んで、その申請枠を使わせてもらって、参加者にポイントが付くようにしてきたわけですが、ここでネックになるのが、以前ご紹介した、眼科学会仁義なき戦い?です。今でも非常にアクセスが多いブログですが、まだお読みで無い方は、先ずこちらをお読み下さい。

件の組織の大ボス(この用語の解説もこちら)が、小ボス達に、「眼科手術学会とJSCRSには、単位申請枠を貸すな」と指令を出しているものですから、多くの小ボス達は、大ボスに睨まれない為に、申請枠を貸しません(でも、ご自身の大学病院でも白内障手術はしていると思うのに、お勉強しなくて良いのか?甚だ疑問です)。そこで、ここ最近は、大学教授以外で、この枠を割り振られている地元眼科医会の会長さんに、この単位申請枠を借りて、学会を主催してきたのです。眼科医会会長さん達は、殆どが開業医ですから、大ボスからの餌(後に詳述)が無くても生きてゆけるので、あまり関係が無いのです。例えば、昨年、一昨年のJSCRSの専門医単位は、愛知県眼科医会会長、埼玉県眼科医会会長の先生方が、実際の学会開催地は、それぞれ東京、福岡だったにもかかわらず、この学会の、事業申請者になってくれていたのです。

                              (下)に続く