医療の真実、医者の舞台裏

2019.02.01

究極の小切開白内障手術を目指す日本人医師

眼内レンズの挿入方法は、数年前から随分進化していて、そのおかげもあって、私の手術は現在、殆どの手術で、2.2mmの手術創から全てを終了しています。これは、僕の手術映像です。このナイフの幅が丁度2.2mm。

その進化は、これからも続くと思いますが、この分野は世界的に見ても、器用な日本人医師の努力が大きな貢献を果たしています。そして、こちらは、数年前に、僕が報告した極小切開手術の術後写真です。

本日の学会のもう一つの仕事は、この分野に関するセッションの座長でした。
自分の手術技術を上げるだけで無く、みんなのレベルを上げるために、日々、この分野の研究を頑張っている先生方の研究成果、手術成績を発表する大切な場で、議論を回すという、責任重大な役割です。日本の眼科手術の最先端に直接触れながら、自分の技術を見直してゆく、この姿勢が無ければ、人の眼を切る資格は無い、といつも自分を戒めています。